トゲナシトゲアリ 1st Single「名もなき何もかも」レビュー
2023年7月26日発売のトゲナシトゲアリとしても、ガールズバンドクライプロジェクトとしても記念すべきデビューシングルです。
曲の作成に関わった方々の過去の活動内容や曲に対してのレビューをしています。
CD概要
収録内容
【発売日】2023年7月26日(水)
■収録曲
01.名もなき何もかも
02.偽りの理
03.名もなき何もかも(Instrumental)
04.偽りの理(Instrumental)
Youtubeで先行公開されたドラマパート『それはみんなの夢だから』は、
エモかっこいい収録曲の雰囲気とガラッと変わったコメディパートとなっています。
CDには他2つのドラマパートが収録されていますので、アニメ配信前に各人の個性や役割が分かる貴重な音源になっています。
収録楽曲紹介
「名もなき何もかも」
作詞:飛内将太/タカノシンヤ
作曲:飛内将太
編曲:玉井健二/飛内将太
作詞は、音楽ユニットFrascoでも活動しているタカノシンヤさん
・「数センチメンタル/こはならむ」(僕の心のヤバイやつED)作詞
作曲は、音楽プロデューサーでもある飛内将太さん
・「残響散歌/Aimer」(鬼滅の刃 遊郭編OP)作曲
“ガールズバンドクライ”というプロジェクト名にふさわしい、疾走感溢れるロック調のメロディと、無邪気ながらも理由のない思春期の憤りや不安を描いた歌詞。そんな要素が結びついたデビューシングルに心躍ります。
このエネルギッシュな楽曲は、激しさと同時に洗練されたドラムとキーボードのリズム感に注目です。
その手数の多さはバンドの安定感を示しており、作品とバンドの方向性を鮮明に伝えています。
MVの映像について
CDリリース前に公開されたYouTubeのフルMVでは、細部までこだわり抜かれた3D表現が光ります。楽器メーカーロゴなどもリアルに再現されており、使用機材に関する考察が進みます。
MV内では、仁菜の後ろで嬉しそうに笑顔でドラムを叩くすばるの姿や、智のウインクなど、何度見ても新たな発見があります。
これらの要素が結集し、バンドの独自の個性が際立ち、新たな魅力をファンに提供しています。今後の活動に対する期待が高まります。
“ガールズバンドクライ”の魅力は、エネルギー溢れる楽曲、楽器の巧みな演奏、そしてMV内の細部まで詰まったディテールに宿っています。
YoutubeのMV内0:38で神奈川県の川崎駅のバスターミナルが映っていますので、アニメ聖地としてファンが訪れることになるでしょう。
タワーレコード川崎店が、ガールズバンドクライは川崎が舞台であるとX(旧Twitter)で発信しています。
「偽りの理」
作詞:KOHD
作曲:KOHD
編曲:玉井健二/飛内将太
作詞作曲は、編曲のクレジットで名前を見ることの多いKOHDさんです。
・「Answer/幾多りら」編曲
表題曲「名もなき何もかも」同様にアーティストの独自の感性が存分に詰まった一曲となっております。
特に歌詞の「淀んでいる~♪」の部分は、独特な発音とメロディが交差し、心に響く魅力があり、そのフレーズが耳に残ることは間違いありません。
この楽曲を聴くことで、多くの人々が懐かしい思春期の日々を振り返り、また新たなエネルギーを感じることでしょう。若々しいロックのリズムが心地よく広がり、歌詞が織りなす物語に心を奪われます。
「偽りの理」は聴く人々に心地良い刺激を与えていきます。
まとめ
2曲ともアップテンポの曲で、今後のガールズバンドクライ及びトゲナシトゲアリの活躍に胸躍る内容となっています。
ついに始動したガールズバンドクライプロジェクト!
これからどんどんでるであろう新曲によって、トゲナシトゲアリのどんな新しい一面をみせてくれるのか楽しみでいっぱいです!
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