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SICK HACKのメンバーたちを紹介

推しギアナビ編集部

ぼっち・ざ・ろっく！のバンドSICK HACKメンバー使用楽器や、ライブ情報をまとめて紹介。

TVアニメ「ぼっち・ざ・ろっく！」公式サイト

SICK HACKの名前について

SICK HACK（シクハック）というバンド名は、日本語の「四苦八苦」からインスパイアされていると考えられます。

仏教の教義に由来する四苦は「生老病死」を基に、更に「愛別離苦」「怨憎会苦」「求不得苦」「五蘊盛苦」という八つの苦しみを表しています。

これは、人々が生きていく過程で避けられない困難や苦しみを象徴するもので、一般的には、困難や苦難に直面して苦しみ悩むさまを示しています。

自分のエレキベースに「スーパーウルトラ酒呑童子EX」と名付けるきくりのセンスからして、バンド名の名付け親はきくりであると考えられます。

作中で元陰キャだった廣井きくりが抱える内面の苦しみに触発された名前となっています。

SICK HACKの音楽の特徴

SICK HACKは、ベースボーカル、ギター、ドラムの3ピースバンドで、サイケデリックロックを演奏しています。

サイケデリックロックとは、幻覚を引き起こす薬物を使用したような浮遊感を音楽で表現したジャンルで、その象徴的な楽曲としては「The Beatles」の「Tomorrow Never Knows」が挙げられます。

日本国内での、有名なサイケデリックロックの一例として「ゆらゆら帝国」が挙げられます。このジャンルはヒッピー文化などとも関連が深く、その特異な音楽性は、常に飲酒してフラフラとしているきくりとよく合っています。

3ピースバンドは、楽器の数が限られている分、各メンバーに高い演奏スキルが求められます。実際に、ひとりやリョウも認めるほどの実力バンドとして、SICK HACKは活躍しています。

SICK HACKの音楽の魅力は、ライブパフォーマンスにも表れています。500人規模のライブハウス「新宿FOLT」で行われるライブでは、多くの観客を引き寄せています。

このライブハウスでの熱狂的なライブショーが、作中でSICK HACKが人気バンドであることを物語っています。

SICK HACKのメンバー

廣井きくり

もともと陰キャだった廣井きくりは、ステージに上がる際の緊張を和らげるためにお酒を飲むという方法をとっています。

ステージ外でも常に泥酔状態で頼りないキャラではありますが、同じく陰キャのぼっちを気にかけ、思いやりのある一面を持っています。

彼女のベース演奏は、下駄姿で三味線用の撥（ばち）を使うという独特なスタイルが特徴です。

この斬新な演奏方法は彼女の個性を表現したものであり、その異彩な演奏スタイルからカリスマ的な魅力を放っています。

廣井きくりのカリスマ性は、SICK HACKの音楽に深みとエッジを与えています。

原作漫画では右手の甲に六芒星のようなタトゥーが確認されるが、ＴＶアニメ出演時にはコンプラ尊重のために隠しています。

廣井きくりの使用楽器・機材を紹介した記事はこちら

【SICK HACK】廣井きくりの使用楽器・機材

SICK HACKのベースボーカル・廣井きくりの使用楽器・機材を紹介しています。

gearfaves.com

清水イライザ

清水イライザ（しみずいらいざ）は、SICK HACKのギター担当です。

彼女は18歳までイギリスに住んでいましたが、コミマに参加するために日本に移住し、現在は3年目となります。

サイケデリックロックのバンド「SICK HACK」の一員ですが、彼女の興味は実はアニソンにも深く、アニソンが最先端の音楽であると感じており、アニソンコピーバンドしたいという夢を持っています。

彼女のギターの腕前は一級品であり、ぼっちからは「感情的ながらもロジカルなギター…」と評されるほどです。

清水イライザの使用楽器・機材

ギター

原作音楽協力のInstantさんのTwitterで、フジゲンのギターと明言あります。

x.com

twitter.com

イライザが使用しているのは日本の長野県に本社を置くフジゲン製ギター、ここにもイライザの日本好きが反映されています。

ギターストラップ

寿司「猫」のストラップですが、イライザが使用している物は、形的にもこれを参考にして描かれている物だと考えられます。

岩下志麻

岩下志麻（いわしたしま）は、SICK HACKのドラム担当として、バンド内では常識的な存在です。

バンドメンバーのひとりであるきくりがぼっち達に迷惑をかけたことを気にかけ、菓子折りを渡すなど礼儀正しい性格を持っています。
（菓子折りの箱には「砂糖」という文字が書かれていますが、砂糖そのものを渡したのか、それとも砂糖の菓子を渡したのか…※原作2巻）

ぼっちから「見失いそうになる変拍子を完璧に叩くドラム」と評されるほど、ドラムの腕前は非常に優れています。

バンドの音楽においては、その安定感のある演奏が絶妙なリズムを生み出し、全体のサウンドを引き締めています。

岩下志麻の使用楽器・機材

ドラム

ドラムサイドのロゴによると、シンバル以外はTAMAのImperialstar Drum Kitsと確認されます。Imperialstarは、TAMAが提供するエントリーモデルのドラムセットで、そのコストパフォーマンスの高さが魅力の一つです。

Imperialstar Drum Kitsには、バスドラムが22インチと18インチの2つのサイズが用意されていますが、フロアタムとの大きさの比較から、作中で使用されている物は18インチのものです。

Imperialstarには、かつてはMeinl Percussion製のシンバルが付属していましたが、現在はTAMA製のエントリーモデル用シンバルがシンバルセットに同梱されています。

作中ではクラッシュシンバルが2枚構成となっていますが、現行のImperialstar Drum KitsのシンバルセットにはTAMA製のクラッシュシンバル1枚構成のものしかありません。

SICK HACKライブ履歴・予定

現在SICK HACKのライブ履歴・予定はありません。

「ワタシダケユウレイ」が音源化されていますので、今後「ぼっち・ざ・ろっく！」のイベント等での披露の可能性はあります。